5日目:王宮とカオサン
今日はバンコク一の観光名所「王宮周辺」へ行く。
バンコクというかタイじゅうに仏教関連の寺院があるが、この王宮周辺にある寺院がおそらく最も有名。
王宮周辺だけでも多くの寺院があるので、今回はそのうち「ワット・ポー」と「ワット・アルン」に絞ってまわった。
ちなみに寺院の名称には「ワット」がつく。
まずはワット・ポーへ。
ワット・ポーといえばこの涅槃像。
とにかく大きい。49*12mだそうな。
仏陀が入滅したときのようすを表現したのが涅槃像なわけだが、ことワット・ポーの涅槃像の特徴は足の裏にかかれた仏教画だと個人的には思う。この仏教画はインド・中国・タイの混合様式でかかれたもので、仏教文化の伝播と発展を見ることができる。と思ってたのになんと改修中で足裏だけ見れず。。残念
ちなみに資料によると先に涅槃像をつくってから、周りの建物をつくったらしい。
頭を北に向け、体は西を向いたこの寝姿を「北枕」という。もちろん正確な方角を向いている。
ワット・ポーには涅槃像だけでなく、ほかにも多くの仏像や仏塔(ストゥーパ)がある。
涅槃像からしてもそうだけど、タイの仏教関連の建造物はどれも色とりどりで煌びやか。でも不思議と調和や落ち着きが感じられる。
ストゥーパも、日本の仏教寺院ではまず見られない。上座部仏教ならではの文化だ。
あとになって知ったけど、ここワット・ポーはタイ・マッサージの総本山らしい。
次に「ワット・アルン」へ。
ワット・アルンは川を渡った対岸にある。
写真をみてもわかるように、改修工事中。
本来なら上まで登って景色を一望できたらしい。
このワット・アルンは特大のストゥーパ。高さは81m。本堂だと思ってたよ。
いったん宿に戻ってから夜ご飯を食べにカオサンロードへ。
今更ながらカオサンロードのことをブログに書いてなかった。
カオサンロードといえば言わずと知れたバックパッカーの聖地。
位置的には王宮周辺の北部、歩いて20~30分くらいのところにあり、はっきり言うと交通の便はあまりよくない。MRTやBTSの駅も遠いから、基本的には路線バスか徒歩で移動することになる。
それでもここにバックパッカーが集まるのは、なんといってもこの周辺に安宿が集中しているからだと思う。ドミトリーなら200バーツ前後、シングルでも安いところなら250バーツの宿もある。
外国人が集まる=観光地化するということで、カオサンロード界隈は昼夜を問わず賑わっている(とくに夜)。観光地と化している点が嫌でカオサンを避けるバックパッカーもいるが、個人的には別にそれでも構わないと思う。だって宿安いもの笑
あ、ちなみに雑貨や食費はとくに安いわけではないので注意。
いずれにせよ、バックパッカーが集まることで賑わうストリートがあってもいいと思うし、そういう場所があるって面白いことだと思う。