6日目:日帰りでアユタヤへ
朝9時に路線バスでカオサンかビクトリー・モニュメントへ。
何番のバスか忘れたけど運良く無料の赤バスに乗れた。
バンコクの路線バスは色分けされていて、赤バスはエアコンはないものの無料か6.5バーツ均一で乗車できる。
ビクトリー・モニュメント到着後、30分くらい探してようやくアユタヤ行きのロットゥー(乗り合いバン)を発見。「VP」という看板が目印。
先にチケットを購入してから乗車かと思っていたら、乗車時に運賃(60バーツ)を回収された。
11時半アユタヤ到着。
ロットゥーから降りるとトゥクトゥクの客引き攻撃。
もともと自転車でまわる予定で来たけど、ためしに話聞いてみたら「自転車観光ムリ。1周30km」とかぬかす。嘘つけ!10kmもないわ!
ロットゥーはだいたい下の地図の赤マークの地点で降ろされる(少しずれてるかも)。
川を舟で渡って向こう岸の鉄道駅へ(のはずが渡し舟の存在をこのとき知らず、遠回りして歩いて橋を渡った)。
駅の位置を確認後、今度は舟で川を渡ってアユタヤ遺跡側へ。
下船後すぐのところで自転車をレンタル。パスポートと引き換えに一日50バーツで借りられる。日本語マップもくれてかなり親切。
ちなみにこの時期、日中の気温は35℃を超えるけど、自転車漕いでるときは風を感じるのでむしろ涼しい。
まずはワット・マハタートへ。
長い年月のすえ木の根に埋もれた仏像の頭部。ならんで写真を撮るときには、この仏頭よりも低い姿勢で撮影しなければならない。
首から上がない仏像。
ロッブリー様式のストゥーパ(仏塔)。
スコータイ時代のそれに比べると尖塔が丸みを帯びているのがわかる。
アユタヤ遺跡群はだいたい1辺2~3kmの長方形の域内に集中しているが、マハタートはその玄関口ともいえる位置にある。
タイの歴史上、スコータイについで興ったアユタヤ朝は400年もの長い繁栄の末、1767年にビルマの侵攻をうけて滅んだ。
マハタートに限らず、アユタヤ遺跡群の多くで仏像の首がないのは、ビルマ侵攻の際に破壊されたためである。
お次はワット・ラチャブラナへ。
うーん改修工事中だ。
昨日のワット・アルンといい、改修中のことが多いなー
アユタヤ遺跡といえば、レンガのような赤い石でできていることが多いのに、なぜラチャブラナは全体的に白っぽいんだろう(調べたところクメール様式というらしい)。
最後に涅槃像へ。
デカい。57.7*8m。
昨日見たワット・ポーの涅槃像よりも大きい。
足裏にはなにも書かれていないけど、花を枕にしている。
足裏が平たいのは仏陀をあらわす象徴らしい。
そういえばビルマ侵攻時に壊されなかったのか。あまりに大きくて壊せなかったのか?
とまあこれにてアユタヤ観光は終了。3時間くらいかかった。
他にも遺跡はあるけど、十分堪能したので満足。
自転車を返却してアユタヤ駅へ。
アユタヤ駅のようす。
タイではそこらじゅうに野良犬がいる。
15:59発の列車に乗ってバンコク・フアランポーン駅へ。
先日マハーチャイ行ったときよりも空いていた。
定刻通り2時間でバンコク到着~。