18日目:インドの中のムスリム
今日はコルカタ最大のモスク、ナコーダ・マスジットへ行ってきた。
地下鉄マハトマガンジー駅から徒歩15分のはずが、1時間くらい辺りをさまよってようやく到着。
さっそく中へ入ろうとすると、礼拝の時間だからダメと止められた。
時計を見るとちょうど12時半。ムスリムは1日4回(金曜日は5回)礼拝をするわけだけどドンピシャでその時間に当たったらしい。
15分くらいすると、中から礼拝を終えたムスリムたちが出てきた。
そこでふたたび入ろうとすると、短パンはダメとまたまた止められてしまった。
うわー忘れてたー肌露出してると入れないんだったーー。
というわけで外観だけ写真撮影して、周辺をうろうろすることに。
インド人の8割はヒンドゥー教徒で、イスラム教徒は1割ほど。といっても人口が12億5000万人いるので、1億人以上のムスリムがいるわけだ。
ちなみに仏教発祥の地だけど、仏教徒は全人口の1%にも満たない。
普段コルカタの街を歩いていても、ほとんどイスラムを感じることはないけど、ナコーダモスク周辺はほかの通りとは微妙に空気が違う感じがした。
↓ 周辺にはムスリムのすがたがよく見られる。
↓ この周辺だけ、このようにパンを山積みにして売ってる屋台がちらほらあった。
普通のコルカタ市街ではまず見られない。
食べたかったけどバラ売りはしてなかった。残念
驚きだったのは昼食をとるために入った飲食店で、普通にビーフがメニューに書いてあったこと。
宗教がちがうから別に驚くことではないんだけど、牛を食べることが禁忌とされるヒンドゥー社会では店頭に「NO BEEF」と書いてある店も少なくないので、新鮮に感じた。
まあ無難にチキンカレー食べたけど。ためしに右手を使って食べてみたら、お米がパサパサすぎて上手につかめなかった。意外と手で食べるのは難しい。