石川さん旅にでる

アジア・アフリカ横断をめざした理系学生の旅日記。

18日目:インドの中のムスリム

今日はコルカタ最大のモスク、ナコーダ・マスジットへ行ってきた。

 

地下鉄マハトマガンジー駅から徒歩15分のはずが、1時間くらい辺りをさまよってようやく到着。

 

f:id:ishikawasan5050:20160411005141j:plain

 

さっそく中へ入ろうとすると、礼拝の時間だからダメと止められた。

時計を見るとちょうど12時半。ムスリムは1日4回(金曜日は5回)礼拝をするわけだけどドンピシャでその時間に当たったらしい。

 

15分くらいすると、中から礼拝を終えたムスリムたちが出てきた。

 

そこでふたたび入ろうとすると、短パンはダメとまたまた止められてしまった。

うわー忘れてたー肌露出してると入れないんだったーー。

 

というわけで外観だけ写真撮影して、周辺をうろうろすることに。

 

 

インド人の8割はヒンドゥー教徒で、イスラム教徒は1割ほど。といっても人口が12億5000万人いるので、1億人以上のムスリムがいるわけだ。

ちなみに仏教発祥の地だけど、仏教徒は全人口の1%にも満たない。

 

普段コルカタの街を歩いていても、ほとんどイスラムを感じることはないけど、ナコーダモスク周辺はほかの通りとは微妙に空気が違う感じがした。

 

↓ 周辺にはムスリムのすがたがよく見られる。

f:id:ishikawasan5050:20160411011200j:plain

 

↓ この周辺だけ、このようにパンを山積みにして売ってる屋台がちらほらあった。

   普通のコルカタ市街ではまず見られない。

   食べたかったけどバラ売りはしてなかった。残念

f:id:ishikawasan5050:20160411011504j:plain

 

 

驚きだったのは昼食をとるために入った飲食店で、普通にビーフがメニューに書いてあったこと。

宗教がちがうから別に驚くことではないんだけど、牛を食べることが禁忌とされるヒンドゥー社会では店頭に「NO BEEF」と書いてある店も少なくないので、新鮮に感じた。

まあ無難にチキンカレー食べたけど。ためしに右手を使って食べてみたら、お米がパサパサすぎて上手につかめなかった。意外と手で食べるのは難しい。

//トップに戻るボタンの設定
//トップに戻るレンジの設定