42日目:過酷な移動(ダラムサラ→デリー)
1週間過ごしたダラムサラを離れ、一路デリーに戻る。
がしかし!なかなか大変な道のりであった。。
今回乗るバスは「AMA BUS」。
ダラムサラ・マクロードガンジじゅうに旅行会社が乱立しているので、適当に選べばよろしい。自分はBUDHI CAFE(たしか)というカフェの隣りの旅行会社で購入した。ちなみにたぶんどこの旅行会社でも、最初は1,000ルピーの上級バス勧めてくるけど、頼めば安いクラスのバス紹介してくれる。自分は700ルピーのバスにした。
18時にバススタンドへ。AMA BUSは見るからにボロかった。
トレッキング以来のリョウジと一緒に乗車。
定刻通り18:20に発車した。
出発してすぐに雨が降り始めた。午前中は晴れていたのに。ダラムサラは山中にあるので、ここからしばらくは山道が続く。「デリー→ダラムサラ」の日記でも書いたが、かなりの急カーブが延々と連続するので雨は好ましくない。
その心配をよそに雨脚はどんどん強くなっていく。
冷たっ!!と思ったらこのバス雨漏りしてる泣
窓はちゃんと閉めているのに、どこからともなく雨水が入ってくる。乗車して30分ほどで、窓側のオレの座席とジーンズびしょ濡れ泣
外は土砂降りに加えて雷も落ち始めた。
雨漏りのせいでなかなか寝付けないなーと思っていた矢先に急にバスが停車。
前方を見ると道路の左半分に木が倒れていて、対向車線上で車が立ち往生している。
1時間弱でどうにか通過。前途多難だ。
そして22時。
ちょうどウトウトしかけていた時に乗客の悲鳴が響く・・・
なんだっと思って起きるとバスが左に傾いていた。
どうやら対向車とすれ違うために幅寄せして進んでいたところ、左後輪がぬかるみに引きずり込まれたらしい。
↓外からみた様子
「左側崖だったらオレら死んでたね」とリョウジ。たしかに。
どれだけアクセルを踏み込んでもぬかるみから抜け出せず、ドライバーもなす術なし。
2時間後、日付が変わった0時過ぎにようやく代替のバスが到着し、乗客全員乗り換え。
代替車はワンランク上のVOLVO製のバス。たまにはいいこともあるもんだ。
トランクに預けていたバックパックは泥で汚れていた泣 ちなみに石川さんは無事です。
代替車まで舗装されていない泥道を歩いたけど、この時ほどゴアテックスのトレッキングシューズ履いててよかったと思ったことはない。長期旅行する方、靴はいいヤツ買いましょう。
その後は順調。定刻通り朝6時半にデリー到着。
計3時間のロスがありながら、どうして定刻通りに着けたのか。
一度もサービスエリアに停まらなかったからだ泣
男女問わず、みんな仲良く道端で用を足しておられました。
この日の夜行列車でジョードプルに移動する予定だったけど、さすがに疲れたのでデリーで1泊することにしましたとさ。