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石川さん旅にでる

理系学生。世界一周めざして奮闘中

東チベット / アチェンガル・ラルンガルゴンパ情報(2016年6月)

番外編

今回は番外編。

先月(2016年6月中旬)、東チベットに行ってきたので、その時点での情報をまとめておく。

 

先月(2016年6月)から、東チベットでは公安の検問がかなり厳しくなっている。

チベット観光のメインといえば、ラルンガルゴンパとアチェンガルゴンパだが、従来のルートで行こうとすると、まず間違いなく検問で引っかかり、パスポートをチェックされる。そして外国人とわかると車から降ろされ、他の街に連行されるはず。

 

もともと自分が予定していたルートは以下のとおり。

理塘(リタン) → 甘孜(ガンゼ) → アチェンガルゴンパ → 孜(ガンゼ)

→ 色達(セルタ) → ラルンガルゴンパ → 色達(セルタ) → 成都

※リタンへは、さらに南の稲城(ダオチェン)から入った。

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たいていの人は成都を起点に、上もしくは下を回って東チベットを一周すると思うけど、基本的なルートは変わらないはず。

 

① ガンゼ → アチェンガルゴンパ

まずはガンゼからアチェンガルゴンパ(ガンゼから南西に3時間ほど)に行った時の状況について。

途中、検問は2か所。一つ目はとくに何も無し。

二つ目の検問はゴンパの直前にあった。ここでパスポートをチェックされそうになったけど、乗り合いバンに同乗していたチベット人が機転を利かせてくれたおかげで、チェックされることなく中に入れた。(東チベットの移動は基本的に乗り合いバン。)

たぶんこの時パスポートを提示していたら、すぐに日本人とバレて車から降ろされていたと思う。つまりアチェンガルゴンパへは行けなかったはず。

チベット人の中には、外国人がゴンパに入れないことを知っている人と、知らない人がいて、同乗者の中に、事情に明るい人がいるのといないのとでは、入れる確率にかなり差が出る。後述するけどラルンガルゴンパに向かった時は、運転手・同乗者たちはみんな事情を知らなかった。

 

アチェンガルゴンパ。チベットの尼さんの宿坊が円形に並ぶ。ものすごい数。圧巻。

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② ラルンガルゴンパ

アチェンガルゴンパへ行ったその日のうちにガンゼに戻り、翌日ガンゼからセルタに向かった。

が、セルタには行けなかった。正確に言うとセルタの40~50km手前、翁達(ワンダorウェンダ)の検問で引っかかった。

昨日アチェンガルへ行った時とは異なり、今回は乗り合いバンの運転手も、同乗者たちも、外国人が検問で止められることを知らなかったらしい。

パスポートをチェックされ、車から降ろされて、パトカーで近くの宿に連行された。

そして、翌朝宿の前に来るバスで成都に帰れ、と言われ一泊。

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ラルンガルは無理だったか~と諦めていたんだけど、

翌朝8時、宿のチベット人おばさんから「今なら行ける」と言われ、車でラルンガルゴンパへ連れていってもらった。一人140元。高いが仕方ない。

おばさんが言った通り、この時間は検問に警察官がいなくて素通りできた。ちなみに検問は全部で4つあった。

1時間半ほどラルンガルゴンパを観光し、再びワンダへ戻った。

ちなみにゴンパ内には公安はおらず、かなり自由に観光できた。

 

↓ラルンガルゴンパ。丘の斜面に沿ってびっしりと宿坊が並んでいる。まさに息をのむ光景。見れてよかった。

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その後、ワンダから炉霍(ルーホウ)へ行き、そこで乗り合いバンを見つけて成都へ向かった。

 

<まとめ>

アチェンガルゴンパ

アチェンガルゴンパに関しては、自分は運良く同乗者に恵まれていたので、難なく入ることができた。確実に行きたければ、乗り合いバンの運転手に「自分は外国人だが、中に入れるよう配慮してくれるか」しっかり交渉すればいいと思う。

検問でパスポートをチェックされたら終わりと考えた方がいい。自分の経験上、1回目は他の街へ移動しろと勧告・連行されるだけだったけど、2回目はどうなるかわからない。

 

ラルンガルゴンパ

上に書いた自分の経験から言うと、一番確実にラルンガルゴンパへ行けそうなのは、

翁達(ワンダ)から朝イチでラルンガルゴンパに向かう

というルート。

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従来の、「色達(セルタ)→ラルンガルゴンパ」ルートは現状かなり厳しい。というかセルタ入れないと思う。

成都からセルタに向かう時も、甘孜(ガンゼ)からセルタに向かう時も、普通はワンダを通る。

なので、はじめからワンダ行きの乗り合いバンに乗るか、あるいはセルタに向かうバンを途中下車してワンダへ行き、とりあえず一泊。翌朝、検問が始まる前に、近くの乗り合いバンに頼んで、ラルンガルゴンパに連れて行ってもらう。というのが可能性高そう。

さすが検問近くの町というだけあって、宿の人や乗り合いバンの運転手はみんな、外国人がゴンパへ入れないことを知っていた。お金は多少かかるけど、入場料だと思えばいいと思う。

 

<その他注意点>

・検問でのパスポートチェックは、基本的に入る時だけ。出る時はチェックされない。なので検問が始まる前にゴンパへ入ればたぶん大丈夫。

・検問近くの町を除き、ガンゼや成都の乗り合いバンの運転手たちのほとんどは、外国人が検問を通過できないことを知らない。乗る時に確認すること。

・ごくまれにゴンパ内で公安に捕まることがある。マスクやサングラスした方がいいかも。

 

以上

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