石川さん旅にでる

アジア・アフリカ横断をめざした理系学生の旅日記。

77日目:麗江から香格里拉へ&北京の学生と飲んだ夜

2016年6月9日。

楽しかった麗江を離れ、今日は香格里拉(シャングリラ)に移動する。

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11路のバスでバスターミナルへ。

11時発のはずが10時50分に乗車した途端発車。俺待ちだった?

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休憩を1度挟み、14時50分に香格里拉バスターミナル到着。

 

2日後の郷城(シャンチェン)行きのバスチケットを買っておいた。カウンターの人、英語を話せた。

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さて今日の宿、青年旅舎に行くためにカウンターで行き方を尋ねると、タクシーを使いなさいとのこと。

さっそくタクシーを止めて「青年旅舎」と書いた紙を見せるものの、なぜか手を振ってスルー。あ、あれ?乗せてくれない。。

3、4台にスルーされたので、一旦さっきのカウンターへ戻って英語の話せる女性に相談。

どうやら香格里拉には青年旅舎がいくつかあり、俺の行きたかった方は結構遠いらしい。

「古城」にある青年旅舎なら近いとのことで、わざわざカウンターの人がタクシーを止めて伝えてくれた。ありがとう。

(後で知ったが、バスターミナル - 古城間には路線バスが通っていた。そっちの方が安い。)

 

5分ほどで古城に到着。古城内には車は入れないので入口で下車。

香格里拉の古城は麗江の旧市街と似ていて、四方街や広場があって路地が入り組んでいる。でも地図がまったく無いので、青年旅舎にたどり着くまで結構大変だった。

 

何はともあれ「藏地国際青年旅舎」にチェックイン。

かわいい子犬がいた。

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ちなみに青年旅舎とはユースホステルのこと。

中国全土に支店がある。

中国で外国人が泊まることの出来る宿の中では最安。

これ以降もほとんどの街で青年旅舎に泊まった。

 

街を散策してみることに。

麗江ほどの華やかさはないが、古風で雰囲気のある街並み。

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街のいたる所にある5色の旗は”タルチョ”。チベット仏教の仏具の一つ。

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これから先、成都まではチベット文化圏を旅することになる。

 

広場はこんな感じ。高台に寺院があるようすはチベットのイメージそのまま。

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上にのぼると、大きなマニ車がある。

マニ車チベット仏教の仏具で、1回まわすと1回お経を読んだことになる。

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普通は片手で持てるサイズだけど、ここのマニ車はみんなで回す超巨大サイズ。

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ぐるぐる時計回りに。ちょっと面白い。

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街を見下ろすとこんな感じ。麗江と似てるなあ。

でも麗江は瓦屋根。ここは藁葺き屋根。

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立派なタルチョがかけられていた。

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ちなみにここ香格里拉は標高3,300m。

6月だけど肌寒かった。

 

ひと通り散策を終え宿に戻ると、同じドミトリー部屋の学生に飲みに誘われた。

北京の大学院生で、文化人類学を専攻しているらしい。

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みんなでビールを飲んだ。おつまみはヒマワリの種。なかなか食べるの難しかった。てっきりヒマワリの種をおつまみにするのは中国だけなのかなと思っていたけど、この後中央アジアや中東でもよく見かけた。結構ポピュラーみたい。

 

そして中国にも飲み会ゲームがあってびっくり。学生はみんなよく飲むらしいし、どこの国の学生も変わらないんだなあ。

Facebookで友だちになりたかったけど、インターネット規制のせいでみんなアカウントを持っていなかった。残念。

 

日本でもし中国の学生に会ったとして、果たして飲みに誘うだろうか。それも初対面で。本当に優しい人たちだった。ありがとう

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