石川さん旅にでる

アジア・アフリカ横断をめざした理系学生の旅日記。

88~90日目:成都でのんびり

f:id:ishikawasan5050:20161220050353j:plain

 

2016年6月20~22日。

 

中国入国以来ずっとアクティブに動いていたので、ちょっと成都でリフレッシュ。

 

ちなみに成都はココ。日本語だと「せいと」、中国読みだと「チェンドゥ」。

f:id:ishikawasan5050:20161220051357j:plain

 

これまでのルートはざっくりこんな感じ。

昆明麗江亚丁でトレッキング→甘孜とかの東チベット成都

f:id:ishikawasan5050:20161220063248j:plain

 

リフレッシュとはいったものの、とくに何かしたわけではない。

イトーヨーカドーに行ったり、

f:id:ishikawasan5050:20161220072857j:plain

伊勢丹に行ったり、

f:id:ishikawasan5050:20161220072930j:plain

大きな書店に行ったりしただけ。

f:id:ishikawasan5050:20161220073000j:plain

成都で撮った写真はこれだけ。。

 

さてさて、成都にきた目的は、実は息抜きだけではないのだ。

ここ成都チベット自治区への玄関口でもある。

f:id:ishikawasan5050:20161220083150j:plain

香格里拉(シャングリラ)からここまでチベット文化圏を旅してきて、すっかりチベット文化が好きになった俺は、本場チベット自治区への渡航を模索していた。

で、85日目の旅日記でもちらっと書いたけど、外国人がチベット自治区に入境して観光するには、許可証が必要だ。

ishikawasan5050.hatenablog.com

でもこの許可証は、現在個人に対しては発行されていないので、行くためには旅行会社を通じてツアーを組まなくてはならない。

日本の旅行会社でツアーに申し込むってのが一番手っ取り早くて確実なんだけど、数十万円かかってしまうので、ここ成都でメンバーを集め、ツアーを組んで十万円以下で済ますというのが、バックパッカーの間ではよく使われる手だ。

(なかには許可証なしでチベット自治区に入る猛者もいるけど、俺にそんな度胸はない。)

 

結論からいうと、うまいことツアーを組めなかったのでチベット自治区には行けなかった。。残念

成都に着いた初日から宿でいろいろ話を聞いてみたけど、日程の合いそうな人がいなかったのと、そもそもチベット自治区の中心ラサへ向かうチケット(鉄道か飛行機)を取れそうになかったというのが原因。

6月20日の時点で6月中のチケットはほとんど売り切れ。7月以降はハイシーズンに入るので値段がかなり上がってしまう。

またいつかチャンスがあるだろうってことで今回は諦めることに。

 

ちなみにバックパッカーのあいだでは、チベット自治区からネパールに入り、インドに抜けるという王道ルートがある。

f:id:ishikawasan5050:20161220083739j:plain

でも2015年にネパールで起きた地震の影響で、2016年6月時点では中国-ネパール間の国境は封鎖されていた。はやく復興すればいいなあ。

 

ちなみにちなみに、'90年代あるいは'00年代初めまでは、そこからパキスタンを通ってイランに抜けるというルートもたまに取られていた。

f:id:ishikawasan5050:20161220084437j:plain

現在は、タリバンなど武装勢力の影響で、あまり現実的なルートではない。

 

2016年現在、アジアを陸路で横断する一番現実的なルートは、中国から中央アジアを経由してイランに抜けるルート。イランではなく、カスピ海を渡ってコーカサスに抜けるルートも取れる。

f:id:ishikawasan5050:20161220085354j:plain

↑今後はこのルートをたどっていくことになる。

 

チベット自治区行きをあきらめ、成都をあとにした俺は、ビザ延長のため楽山に向かうのであった~

//トップに戻るボタンの設定
//トップに戻るレンジの設定