88~90日目:成都でのんびり
2016年6月20~22日。
中国入国以来ずっとアクティブに動いていたので、ちょっと成都でリフレッシュ。
ちなみに成都はココ。日本語だと「せいと」、中国読みだと「チェンドゥ」。
これまでのルートはざっくりこんな感じ。
リフレッシュとはいったものの、とくに何かしたわけではない。
イトーヨーカドーに行ったり、
伊勢丹に行ったり、
大きな書店に行ったりしただけ。
成都で撮った写真はこれだけ。。
さてさて、成都にきた目的は、実は息抜きだけではないのだ。
香格里拉(シャングリラ)からここまでチベット文化圏を旅してきて、すっかりチベット文化が好きになった俺は、本場チベット自治区への渡航を模索していた。
で、85日目の旅日記でもちらっと書いたけど、外国人がチベット自治区に入境して観光するには、許可証が必要だ。
ishikawasan5050.hatenablog.com
でもこの許可証は、現在個人に対しては発行されていないので、行くためには旅行会社を通じてツアーを組まなくてはならない。
日本の旅行会社でツアーに申し込むってのが一番手っ取り早くて確実なんだけど、数十万円かかってしまうので、ここ成都でメンバーを集め、ツアーを組んで十万円以下で済ますというのが、バックパッカーの間ではよく使われる手だ。
(なかには許可証なしでチベット自治区に入る猛者もいるけど、俺にそんな度胸はない。)
結論からいうと、うまいことツアーを組めなかったのでチベット自治区には行けなかった。。残念
成都に着いた初日から宿でいろいろ話を聞いてみたけど、日程の合いそうな人がいなかったのと、そもそもチベット自治区の中心ラサへ向かうチケット(鉄道か飛行機)を取れそうになかったというのが原因。
6月20日の時点で6月中のチケットはほとんど売り切れ。7月以降はハイシーズンに入るので値段がかなり上がってしまう。
またいつかチャンスがあるだろうってことで今回は諦めることに。
ちなみにバックパッカーのあいだでは、チベット自治区からネパールに入り、インドに抜けるという王道ルートがある。
でも2015年にネパールで起きた地震の影響で、2016年6月時点では中国-ネパール間の国境は封鎖されていた。はやく復興すればいいなあ。
ちなみにちなみに、'90年代あるいは'00年代初めまでは、そこからパキスタンを通ってイランに抜けるというルートもたまに取られていた。
現在は、タリバンなど武装勢力の影響で、あまり現実的なルートではない。
2016年現在、アジアを陸路で横断する一番現実的なルートは、中国から中央アジアを経由してイランに抜けるルート。イランではなく、カスピ海を渡ってコーカサスに抜けるルートも取れる。
↑今後はこのルートをたどっていくことになる。