24日目:バラナシの日常2
「バラナシの日常1」ではガンガーについて書いた。今回はバラナシの街を見てみる。
バラナシの街の第一印象は「汚い」そして「クサい」。
ガンガーは美しいし、ガート沿いの建築もなかなか歴史や風情を感じさせるが、街中はそれとは対照的だ。
牛や犬といった動物が街じゅうに寝そべり、地面にはゴミや糞尿が散らばって、ハエがたかっている。
路地裏に行くと砂ぼこりがひどく、思わず咳込んでしまう。
なんとも形容しがたいバラナシ独特のニオイがただよう。
こんな環境だけど、もちろん商売はする。
地べたで野菜を売る人
街を歩けば1分に1度は声をかけられる。
「ジャバニージャパニー!」
「コンニチハー」
「ハローハロー」
「リクシャーリクシャー」
「どこ行くんだ?」
「なに探してるんだ?」
「どこから来たんだ?」
怪しげな客引きからただの話したがりまで、子どもから大人まで、いろんなインド人が話しかけてくるけど、バラナシの大半のインド人は良い人たちばかりで話すと面白い。