34日目:デリーからダラムサラへ
今日はデリーからインド北部の町ダラムサラへ移動する。
ダラムサラへの行き方は大きく3つある。
①飛行機
②鉄道+バス
③バス
①の飛行機は一番ラクで早いけどお金がかかる。②は乗り換えするのが面倒。というわけで一番安くて直行で行ける③のバスを利用することに。
またバスを利用する場合、発車地点が3つに分けられる。
マジュヌカティラ発、メインバザール発、インド市内北部のバスターミナルISBT発の3つだ。
自分はマジュヌカティラ自体にも興味があったのでマジュヌカティラ発にした。重たい荷物を背負って移動したくないのであれば、メインバザール発が楽でいいと思う。
バスのチケットは基本的に旅行会社を介して予約する。
32日目の旅日記で書いた通り、マジュヌカティラには旅行会社が密集しているので、適当に選べばいいと思う。自分は目抜き通りに面していて、外観が綺麗だった「KARMA TOURS & TRAVELS」という旅行会社でチケットを購入した。
この旅行会社の場合、ダラムサラ行きのバスは「エアコンなし・650ルピー」と「エアコンあり・850ルピー」の2クラスあって、自分は前者を選んだ。
結論から言うと、安い方で十分だった。この時期のデリーはたしかに暑いけど、18時半発だしバスはどんどん北部に向かうので、エアコンがなくても問題なし。それに思っていたよりシートのクッションやリクライニングが効いていて、乗り心地が悪いとは感じなかった。ただし幹線道路は、車のヘッドライトが霞むほど粉塵や土埃がひどいので、マスク着用をおすすめする。無いと咳込むほど。
デリー宿をチェックアウトしてマジュヌカティラに着いたのは12時。発車の18時半まではカフェで時間を潰した。「AMA CAFE」と「RIGO CAFE」おすすめ!
チベット料理モモ美味しかった。ギョウザみたい。
バス停は場所が少しわかりにくい。
まず門をくぐってマジュヌカティラに入り、まっすぐ進むと小さなチベット僧院が見える。
この僧院の右手の路地を進むと、マジュヌカティラの目抜き通りに出る。
ここをまっすぐ行くとやがて両側のお店が途切れる。
さらに奥に行くと空き地があり、そこがバスの集合場所になっている。
18時にバス停に行くと、各バス会社のバスが4~5台集まっていた。
今回乗るのは「A.N HOLIDAY」というバス。車体が白いのが特徴。
バックパックを預けて乗り込むと、一人ひとりにペットボトルの水が配られた。
乗客は8割方チベット人。
22時半にサービスエリアで遅めの夕食。サモサを食べた。
その後0時と3時にトイレ休憩をはさみ、翌7時ダラムサラ・マクロードガンジに到着。
明け方、外から吹き込んでくる風が冷たかった。
ダラムサラは山中にあり、終盤は急カーブがこれでもかというほど連続する。前方座席にしといてよかったー。