82日目:亚丁トレッキング③牛奶海と五色海&亚丁から稲城へ。
2016年6月14日。
天気はあまり良くないが、3人とも今日を最終日にすると決めていた。
晴れますように。
今日めざすのは牛奶海(ミルク・レイク)と五色海。亚丁トレッキングのハイライトだ。
このコースは全長12km。中間の6km地点までは電気自動車でショートカットできて、大半の人がそれに乗っていたけど、自分たちは歩いた。
結論からいうと歩いて大正解。道は綺麗に整備されていて歩きやすいし、なにより道中の景色が本当にすごかった。
9時、トレッキングスタート。
この亚丁トレッキングの素晴らしいところは、進むたびに景色がどんどん変わっていくこと。
登山というと、淡々と山道を歩くイメージが強かっただけに、これは嬉しい驚き。
もちろん疲れるんだけど、途中で飽きることは決してなかった。
チベット地方に多くいる牛、ヤク。中国語では「毛牛」と書く。
川の水はめちゃくちゃ冷たいけど、ヤクたちはものともしない。
水の透明度はかなり高い。
ありがたいことに、中盤で晴れてきた!
それにしても、この空の青さはなんだろう。こんな青い空は人生で初めて。青いというより”青黒く”見える。
ねむる馬。頂上付近まで馬に乗っていくこともできる。
いろんなところでタルチョがはためく。
歩くこと5時間・・・
ついに牛奶海(ミルク・レイク)に到着!
なかなかの達成感。・・・こうして写真で見ると本当に綺麗だなあ。
ミルク色だからこの名前がついたらしいけど、青く見える。綺麗だから細かいことは気にしない。
そして牛奶海からさらに500m登り、最終目的地、五色海に到達。
太陽光の加減で五色に見えるときがあるらしい。にしてもいい景色。
中国すげえなあ。
ここでも空を撮る。青と白のコントラストがすごい。
日瓦(偽シャングリラ)で買ったインスタントごはんを食べる時がきた!
うまい。
五色海に別れを告げ、下山する。
行きと帰りでは、同じ道もちがって見える。
晴れ間が出ると、とても気持ちがいい。
これにてトレッキングは終了!この上ない満足感。
エリザと出会わなければ、絶対に見ることのなかった景色。旅の出会いに本当に感謝する。
18時に亚丁村の宿から荷物をピックアップして、バスで日瓦へ。
そこからさらにタクシーで稲城(ダオチェン)に移動した。
青年旅舎にチェックイン。