48日目:ジョードプルからジャイサルメールへ
列車の発車時刻は23:45。宿のチェックアウト時間は朝10時。
12時間以上どこかで時間を潰さなくてはならないが、すでにジョードプルの観光は終えている。そしてこれがジョードプルの唯一の欠点なのだが、この街には気楽に時間を潰せるカフェやレストランがないのだ。
これまで訪れた街では、少なくとも1軒はゆっくりくつろげるカフェがあって、そこで列車までの空き時間を潰していた。
断わっておくがジョードプルにカフェがないわけではない。しかし酷暑期であるこの時期はちょうどオフシーズンにあたるらしく、どこも営業していない。
もちろんレストランはあって、この時期でも営業しているんだけど、どこも必ずといっていいほどルーフトップ(屋上)にある。気温40℃超のなか、12時間もいたら列車どころではない。気を失う。
じゃあ駅で待てばいいじゃないかと思うわけだけど、駅にも、駅の周辺にも適当な店はない。駅の待合室にいけば床でインド人が寝ている。ホームにはベンチが圧倒的に少ないし、そこかしこで小便をするものだから臭くてたまらない。
結局、宿に半日分のお金を払って夜まで居させてもらうことにした。
そしてやっとこさ夜になり駅へ。
宿のオーナーの息子(左)が駅まで送ってくれた。
23:45、No.14810 JU JSM EXPRESSに乗り、いざジャイサルメールへ!