石川さん旅にでる

アジア・アフリカ横断をめざした理系学生の旅日記。

54日目:ムンバイポリスと宿探し&インド映画を観てみる

リアルタイムは中国・昆明。気温・気候ともに過ごしやすい。

インターネット規制があるけど、ブログは更新できそうです。

 

6時にムンバイ・バンドラ・ターミナス駅(BDTS)に到着。

まずは宿へ移動しなければ。

 

ムンバイの鉄道事情はちょっとややこしい。

デリーやアーメダバードなど、遠く離れた都市を結ぶ「長距離鉄道」と、ムンバイ市内および近郊を結ぶ「ローカル鉄道」があるからだ。

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「長距離鉄道」の発着駅はムンバイ市内にいくつもある。

今回利用したバンドラ・ターミナス駅(BDTS)のほか、ムンバイ・セントラル駅(CST)やヴァサイ・ロード駅(BSR)、ボリヴァリ駅(BVI)などがそれに当たる。BDTSかCSTに発着する列車が多い。明日の移動のことを考え、より空港に近いBDTSに着く列車にした。

「ローカル鉄道」はもっぱら市内を移動するときに使う。ムンバイには地下鉄も通っているが、あまり路線が発達していないので、安く移動したいならローカル鉄道がいい。

注意が必要なのは、長距離鉄道の駅とローカル鉄道の駅が必ずしも同じ構内に無いという点。

今回到着したBDTS駅は、ローカル鉄道の駅と離れていて少し迷った。

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これは長距離鉄道の駅。線路に沿ってこの駅と反対方向(南方向)に、20分くらい歩くとローカル駅に着く。相変わらずリクシャの客引きがしつこいけど、リクシャを使う距離じゃないので無視。

 

そしてローカル列車に乗車。運賃なんと5ルピー。安っ

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ムンバイのローカル列車は、ラッシュ時には乗客がドアからはみ出し、列車の屋根に乗るくらい激混みすることで有名なので戦々恐々としていたけど、全然そんなことなかった。まだ朝早かったからかな。

↓外から見たようす。よく見るとおっさんが手を振ってる。

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Bandra駅から北に4駅のAndheriへ移動。そこで地下鉄に乗り換え。

地下鉄は現在敷設中で、まだ空港周辺にしか通っていないけど、とても綺麗だった。コルカタ、デリーでも地下鉄に乗ったけど、どの地下鉄も驚くほど綺麗。鉄道と比べると雲泥の差。ちなみに乗った区間高架鉄道のように地上を走っていた。バンコクBTSみたい。

2駅となりのChakalaへ。

 

さあパッとチェックインしてゆっくりしようと、宿を探したが見つからない!

今回泊まる宿は「BackPacker Panda」。なんて可愛らしい。

地図を見てみよう。最寄り駅はChakalaで間違いない。そこから徒歩2分ほどのはずだ。

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この周辺をぐるぐるしてもPandaの文字が見当たらない。。

今回はAgodaで予約したが、たまにサイトに載っているマップが間違ってることがあるので、今度もそうかもしれないと近くにいた警察官に道を尋ねた。

「Panda?そんなの聞いたことないな。住所は?ああここか。乗れ。」

バイクを指さして後ろに乗せてくれた。

な、なんて優しいんだ!!!

まさか送り届けてくれるなんて!

ちなみにバイクに乗るの人生初。

ポリスの優しさに感動しながら着いたのは、地図上でいうとグル・ハーガバインジ・ロードの向こう側。なんだ反対側にあったのかと、ポリスと一緒に歩き回るがそれでも見つからない。。周りのインド人にもポリスが聞き込みしてくれたけど、みんな知らない様子。それでもGoogleMap開いて一緒に探してくれるし、インド人みんな優しい。

  

で、結局探すこと1時間ほどでついに発見。

宿は地図が示すところにあった。

なぜ見つけられなかったか。

改修工事中だったからだ笑

宿の看板はおろか、玄関すらない。

どこで寝るんだ・・・と思いつつとりあえずチェックイン。

ムンバイポリスと、一緒に探してくれたインドの方々ホントにありがとうございました。

 

どうやらドミトリー1室だけ工事が終わっているらしく、そこに案内してくれた。

改修したてだからめちゃくちゃ綺麗。ベッドマットは新品。エアコン効いてる。シャワーもトイレも綺麗。

なんだ最高じゃないかと満足しているとスタッフから衝撃の一言。

「工事中で申し訳ないから宿代返金するよ」

えええええいいんですかあああ!!

ただ素泊まりするだけで十分なのに、まさか無料でこんな最高の部屋に泊まれるとは!

返金してくれるなら全ての工事が終わるまでクローズすればいいのでは?と思いつつ、お言葉に甘えることに。

ムンバイ人の優しさにどっぷり浸かった一日だった。

 

無事チェックインした後、近くを散策していると映画館を発見。

はっきり言うとムンバイを観光する気はないので、インド映画を体験してみることに。

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観たのはコレ↓

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AZHARという映画。180ルピー。

てっきり英語の字幕あるかと思ってたらヒンディー語の音声のみだったので、深い意味はわからなかった笑

ざっと言うと、アズハルというインドのクリケットのスター選手が、試合で八百長をして人気を失ったけど、裁判で勝訴して復活、みたいな。

インド映画といえば「歌って踊る」もんだと思っていたけど、最近は違うらしい。普通にハリウッド映画みたいだった。

 

映画の内容よりも驚きだったのは、上映前に国歌が流れたこと!

スピーカーから国歌が流れ、スクリーンにはインドの映像がうつり、観客はみんな起立。隣りのインド人に「お前も立て」と言われオレも起立。インドの国歌ちゃんと聴いたのはじめてだ。

それともう一つびっくりだったのは、映画の途中に休憩時間があったこと。映画がはじまって1時間ちょい経ってからスクリーンが暗転。そしてBREAK TIMEの文字が。各自トイレ休憩に行ったり飲み物買ったり。

こういうところも国によって違いがあるものなのね。

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